豪華な肉料理が味わえる「窯焼き割烹 黒泉」

ワクワクが止まらない!意外性のあるお店

先日、超グルメの先輩に千葉県松戸にある窯焼き割烹 黒泉に連れていってもらいました。
出かけた先は、商業ビル地下の食料品フロアです。
イートインなのかな?と疑問に感じながらも、先輩に付いていきます。

先輩は、食料品フロアの一角にある精肉専門店黒犇(くろほん)の前を通り、社員専用の通用口へと向かっていきます。
社員用フロアに行くのだろうか?と疑問に思ったところ、通路の奥に黒い扉がありました。
この秘密基地っぽいです扉の内側こそが、目当ての窯焼き割烹 黒泉なのでした。

扉を開けると、別世界へとワープしたような光景が広がります。
おしゃれなライティングの店内は、シンプルかつ清潔なインテリアで、高級感にあふれる空間。
食料フロアとの落差に驚かされます。
え?地下の食料品フロアではなかったっけ?
ここはどこ?銀座ですか?
と、めまいがしそう。
店内はカウンター席のみで、広々とした厨房が見渡せるオープンキッチンスタイルです。
そして壁際のワインセラーにはワインがずらり。

メニューはおまかせコースの1種類

メニューは1種類のみで、お任せです。

席に着くと、メニューで使う食材を見せてくれます。
塊り肉に雲丹、鱧、そしてキャビアと豪華なメンツ。

僕たちが食べたのは、次のようなメニューでした。

まずは前菜として肉の3種盛りです。
美しいピンクの肉がうっとするほど美しい。
3種の肉の歯ごたえや舌触り、香りの違いを楽しみながら味わいます。
前菜の時点で満足感と、これから出てくる料理への期待感が高まります。

次に出てきたのは、窯でじっくりと焼き上げられた分厚いタンです。
こんがりと焼き上げられた表面はカリッと香ばしく、内側はジューシーな味わい。
炉窯でじっくりと火を入れる窯焼きならではの美味しさ!
山わさびを付けて食べると、最後です。

続いて、口直しの吸い物が出てきました。
吸い物といってもかつお出汁ではなく、マグロで出汁をとったテールスープです。
具は箸でさわるとほろりと崩れるほどやわらかく煮込まれたテール、カニの湯葉巻き、なまこの卵巣を干したバチコ。

そして、車海老をサーロインで巻いた揚げ物に、サーロインの一口寿司が出てきました。
ヒレとハラミのステーキへと続きます。
極上の焼き加減で、うっとりするほど美味!
さらに、鱧とサーロインのしゃぶしゃぶ。
これだけでも大満足なのに、サーロインのすき焼きも……。
こちらのすき焼きには、薄く削ったトリュフがこれでもか!というくらいトッピングされています。

〆は、土鍋で炊き上げられた鱧の炊き込みご飯でした。

ものすごく贅沢なコース料理なので、さぞやお高いのでしょう……とビビってしまいましたが、これだけで一人5000円でした!
何、このコストパフォーマンスの良さ!と感動すること間違いなし。
絶対に訪れるべきお店としておすすめします。
営業時間は、17時~と19時30分~の2部となっており、要予約です。