仕事に必要なマニャーナの法則

フリーランスのWEBライターとして仕事をするには、いかに効率的に仕事をこなせるかが重要になってきます。
その際のひとつの指標になるのが、今回の「マニャーナの法則」です。
マニャーナ（mañana）というのはスペイン語で｢明日｣という意味を持っており、｢明日やる｣ことを基本にすることによって、現在抱えている仕事を完璧に終わらせようという方法です。

ここで重要なことは次の２つの点で、具体的には「新しく出た仕事は(明日やる)を基本にする」ことと、「クローズ・リストを使用する」ことです。
こうした基本を把握した上で、これからマニャーナの法則について見ていきたいと思います。

マニャーナの法則の根底にあるものとは

WEBライターとして仕事をする際、マニャーナの法則を使うのが効果的です。
マニャーナの法則ですが、その根底には、｢明日まで待てないような緊急にやる仕事は存在しない｣という考えがその根底にあります。

言い換えると、「1日のうちに出てくる仕事を全て集め、それらを次の日に必ず行う｣というわけです。
これはつまり、いつも仕事に1日分の余裕、「バッファーゾーン」を設定するという発想なのです。
これによって、より効率的な仕事ができるようになります。

マニャーナの法則の基本的ステップ

マニャーナの法則の基本となるのが、次のステップです。
まずはステップ1で、こちらは今日、新規に発生した仕事を収集します。
ステップ2では、それら仕事を類別し、 ステップ3で 類別した方針に沿って翌日にまとめて処理することになります。

WEBライターによって仕事の内容や量は異なりますが、そのようにして集めた電話やメール、SNSなどのメッセージや書類などの全てを翌日に集中して処理することになります。
ただその中にはすぐに処理できない仕事もあると思いますが、そのようなすぐに処理するのが難しいものや手間がかかるものは細分化して管理するのです。

具体的な処理方法

マニャーナの法則に従って仕事をすれば、より効率的に進めることができます。
そのひとつが「メール処理」で、一日にたくさんのメールが届くと思いますが、それらを効率的にまとめることが大切です。
届いたメールに手を焼く人も多いですが、その割にシステムを上手く利用しようという声はあまり聞かないようです。
これをマニャーナの法則で見てみると、メールはその日ではなく、着信した日の翌日にまとめて処理することになります。

そこには、一定量の仕事をまとめて処理するという狙いがあります。
確実に処理できたものから消していけば、仕事の進捗状況もすぐに把握できるようになり、それが効率性に繋がっていくのです。