ライターってどうやってなるんですか?経歴は出版関係?ってよく聞かれる。
ここではライターという仕事に興味がある人に僕の経験を通して仕事の魅力を伝えていきたい。
就職とフリーの2種類にわかれる
まずは編集者として就職。これが一番の正統派である。
この業界で活躍されている多くのライターさんも、編集者や出版関係が多いのは事実。
新卒採用だけでなく、中途採用も積極的にしてくれるクリエイティブ系の会社は少ないというわけではない。
根気よく探して就職する。
ライティングの精度を上げて経験を積んだあとは組織で活躍するもよし。
そこからフリーに転身するもよし。
IT業界でもライターは必要とされていて(まさにこういう記事)、専門職の経験がある人がライターさんとして活躍する現場も数多くあるのだ。
今の仕事を続けながら、副業としてライターになっている人もいて、フリーライターの一種だと言えるだろう。
自由がきく。それだけ専業にするには覚悟も要る
ライターには資格も免許もないため、名乗ったもん勝ちなのだ。とても自由。
しかし実際のところメディアは飽和状態で、安い仕事でも請け負ってくれるライターがどんどんいなくなっているのが現状だ。
報酬の単価もピンキリだが大体が安いもの。
そういう中で、専門分野や特殊なコンテンツに特化した情報を寄稿できるライターが求められているのだ。
現代のライターとして生きていくためには必ず通らなくてはならないと言っても過言ではないのがIT業界の記事だ。
以下のようなサイトがライターを募集しているのでいくつか紹介する。
・起業家やビジネス系の記事に強い人向け。
>>創業手帳
http://sogyotecho.jp/writer-inquiry/
・デジタルガジェット、ニュース系。アカウントを作って「ウェブライター」として登録が必要。
>>ガジェット通信
http://getnews.jp/anews
・幅広いジャンルを扱う。経験不問で、地方や海外に住んでいても応募できる。
>>ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1505/12/news158.html
web原稿はSEOの知識も求められる
仕事をもらってフリーランスで食べてくには結局どうすれば?と突き詰めると、作品集を用意し出版社や編集者に売り込みをして「営業」することが不可欠である。
実績のあるライターでも新規の仕事を勝ち取るのは大変な労力だ。
webの仕事をもらえるようになれるためには、ITやSEOに詳しくなって「検索エンジンに向けた記事」「人に読まれる記事」のふたつが書けなくてはならない。
なおかつ内容も充実させなければならないのだ。
気になる制作会社をフォローしてその業種のグループと仲良くなっておくと、もしかしたら何かしら仕事を得られる可能性があるかもしれない。
組織とフリーランス。
ライターとひとことで言ってもどちらもフットワークは求められる。
しかし、携わるほど深くて、おもしろい仕事だと断言できる。
これを読んでライターを目指したい人に少しでも役にたてたら嬉しく思う。