心当たりがあれば要注意!ボキャブラリーが少ない人の特徴
文章表現にとって欠かせないのが、ボキャブラリーです。
ボキャブラリーが豊富であればあるほど、言葉の取捨選択の幅が広がります。
このため、より豊かで適切な文章が書けるようになります。
しかし、ボキャブラリーは意識しないと、なかなか増やすことができないスキルでもあります。
まず、ボキャブラリーが少ない人の特徴からみていきましょう。
ボキャブラリーが少ない人に共通するのは、本を読むのが嫌いなことです。
ボキャブラリーは、何もないところからどんどん言葉が湧いてくるわけではありません。
アウトプットするためには、その何倍ものインプットが必要になります。
言葉を増やすためには、たくさんの言葉に触れることが大切なのです。
また、会話が苦手であることも、共通点の1つとして挙げられます。
人との会話も言葉を通じて行われます。
ボキャブラリーが少ないと、会話もなかなかはずみません。
ふだんから、人の言葉に耳を傾けようとしていれば、相手との会話から自分の知らない言葉をインプットできます。
特に目上の人とのコミュニケーションが苦手という方は、ボキャブラリー不足のリスクが高まるので要注意ですよ。
上司やお年寄りなど、目上の人は社会経験を積んできていますから、さまざまな場所・立場で人と接してきています。
これらの経験から育まれた言葉遣いつを、自分一人で身につけようとすれば、彼らと同じくらいの歳になるまで経験を積まなければいけません。
今、ライターとして活躍したいなら、今日からでも目上の人はもちろんのこと、さまざまな人と積極的に会話をするよう心がけましょう。
ボキャブラリーはこうして増やす!
ボキャブラリーを増やすためには、上記で説明した2点を改めることです。
つまり、読書する習慣を身に付け、なるべく積極的に会話を心がけることです。
しかし、漫然と読書をしたり会話をしたりするだけでは、それほどボキャブラリーは増えません。
初めて聞いた言葉、こんな文章があるのか!とハッとした言葉や表現に出会ったら、メモをとりましょう。
ノートに手書きするのがおすすめですが、メモソフトやスマホの日記アプリなどにメモしておくのも手軽です。
ボキャブラリーを増やすおすすめ本とアプリ
本は好きなものを読めばいいと思いますが、ボキャブラリーを増やすことを目的にするなら、井上ひさし『にほん語観察ノート』や、大野晋『大野晋の日本語相談』などがおすすめです。
また、実践的な書としては、石黒圭『語彙力を鍛える~量と質を高めるトレーニング~』も勉強になります。
そして、楽しみながらボキャブラリーを増やすなら、スマホアプリを利用しましょう。
ボキャブラリー度を診断してくれる「語彙力診断 FREE」は、20問の問題に回答しながらボキャブラリーを増やすトレーニングができるアプリです。