ボリューム満点な「ブタまんの江戸清」

ブタまんの江戸清の紹介

「ブタまんの江戸清」は、横浜中華街にあるお店で明治27年にオープンした歴史ある有名店です。
最初は精肉店として、横浜後において食材提供をすることをメインとしていました。

その後、戦争などの苦難を経験しましたが、戦後の経済発展の波に乗り事業を広げていきます。
たとえば、精肉店の店舗を増やしていったりハムなどの加工肉の販売を始めたりしたのです。
そして、その流れの中で飲食業も行うようになり、得意とする食肉を使ったメニューを提供し始めます。

その一つとして、今や名物となっているブタまんがあります。
横浜中華街においてお肉の販売をしてきたという経験とノウハウが、どこにも負けない味の中華まんじゅうを作り上げる力となってきました。
開発に当たっては、本場である中国の武漢から料理人を呼んで日本人の味覚にも合うように試行錯誤を繰り返しています。
その甲斐あって、精肉店の強みを生かした上質の肉を使った、香り高いブタまんが完成しました。

抗いがたい魅力的な味わいがあるのに、ワンコインで食べられるということで爆発的な人気を呼びます。
そして、気軽に食べながら周りをブラブラ歩けるということで、いわゆる食べ歩きのブームに火をつけるきっかけともなったのです。

江戸清のブタまんの魅力

ブタまんの江戸清には、いつもたくさんのお客が列を作って並んでいます。
まさに、横浜中華街の一つの象徴として、たくさんのファンが連日その味を楽しみに来ているのです。

ブタまんの魅力は、まず見た目のインパクトの強さにあります。
250グラムというボリュームのあるブタまんは見た瞬間気持ちを高揚させるものがありますし、手に持ってみるとずしっとした重みを感じられます。
そして、一口食べてみると中から豚肉の魅惑的な香りと味が口いっぱいに広がります。
しかも、とてもジューシーで肉汁の旨さに驚かされます。

精肉店としての歴史を持つだけあって、豚肉の質にはこだわりが見られます。
新鮮な肉だけを使い、脂肪分は少なめのものを厳選しています。
そのため、くどさはまったくなく爽やかな肉の香りと、フレッシュな味わいが感じられます。

そして、餡には豚肉だけでなくコクのある味わいのエビとカニが含まれています。
肉との相乗効果で旨みたっぷりです。
食感を楽しくさせてくれるタケノコや甘味を出すキャベツなども絶妙なバランスで含まれています。

こうした上質な味をくるんでいるのがふかふかの生地です。
噛んだ時の感触がとても心地よく、餡の上質さとバランスよく感じられます。
この他では見られない味わいの深さとボリュームなのに、ワンコインで食べられるというのは人気が衰えることなく続いているのに納得させるだけの力があります。