実は間違っている?ミスしやすい日本語まとめ

日本語が難しい理由とは

「日本語は難しい」おそらく誰しも1度は聞いたことがあるはずだ。
それは、日本にきた外国人が言っていたのかもしれないし、もしくは国語の先生が言っていたのかもしれない。

和

人に何かを伝えるときに感じたかもしれない。でもなんで難しいと思うのだろうか。
僕が思うに、似たような言葉がたくさんあるからじゃないんだろうか?

今回はそんな、ふだん何気なく使っていて、それでいて間違って使われることが多い日本語にスポットを当ててみた。
これを機会に、正しい日本語をマスターしてみよう。

正しく使えている?個人的にとても間違えやすい日本語

・煮詰まる
小説家やマンガ家などがよく使うイメージで「アイディアなどが浮かばず、仕事が進まない様子」といったとらえ方をしている人は多いだろう。

しかし正しい使い方は「検討・討議を十分に重ね、結論を出す段階に近づける」という、むしろ正反対の意味に近いのだ。
行き詰まると響きが似ているために混同してしまっているのだと思う。
引用:goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/jn/167586/meaning/m0u/

・間が持てない
あまり話したことのない異性と二人きりのとき、もしくは強面のお兄さんと受付で一緒になった場面などで「間が持たない」と使わないだろうか。

実はこれも間違った使い方で、本来は「間が持てない」なのだ。これはかなりの人が間違って使っているのではないだろうか。
引用:goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/jn/206546/meaning/m0u/

・代替
「代替案を出しなさい」意外に読める人は少ないという印象だ。
これは「だいたい」と読む。

代替わり(だいがわり)とはいうが、だいがえとは読まないので気を付けよう。
携帯電話などの代替機も一緒の読み方なので、使う機会は多いと思う。
引用:goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/jn/133826/meaning/m0u/

・役不足
「私に主役は役不足だわ」なんて自分の実力不足を卑下して使われることが多いが、実際は「その人に対して見合った役ではないこと」を示す言葉である。

だからこの使い方だと主役でもまだまだ足りないと言っているようなものだ。
引用:goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/jn/221507/meaning/m0u/

・凡例
正しい読み方は「はんれい」だが、凡人(ぼんじん)などの読み方から「ぼんれい」と読む人が多いようだ。

ちなみに意味は「本のはじめに掲げる、その本の編集方針や利用のしかたなどに関する箇条書。例言」なのでそんなに使用頻度はたかくはないだろうが・・・。
引用:goo辞書 http://dictionary.goo.ne.jp/jn/182179/meaning/m0u/%E5%87%A1%E4%BE%8B/

まとめ

いかがだっただろうか。間違って使われている日本語に心当たりがあるのでは?日常で何気なく使っていても実は意味が違っていた、なんてことはたくさんある。

しかし、みんながその間違った意味で使っていけば、結局は日本語として成立していくのかもしれない。

そうやって言葉は作られてきたし、時代によっても変わっていくものだから。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」みたいなものかな?

ただ、少しでも正しい言葉が使われることを願っている。
日本語は難しい、と同時にとても美しいと言われている言語なのだから。

細やかな表現で日本語に匹敵する言語はそうそうない。
日本人として、日本語を母国語として生きる僕たちの誇りとして。